15年ニートした発達障害の末路

ニート歴15年、発達障害(ADHD、ASD、LD学習障害)の人生です

【16歳】本当の地獄の始まり、高校時代

高校に入学しました。



中学を卒業して高校入学しても僕は友達が出来ませんでした。

 

高校入学直後は後ろの席の子が僕に話してくれてましたが、

僕にコミュ力がないせいで会話が長続きせず、次第にその子は僕に話しかけるのをやめて別の子と話すようになります。

高校1年生の数日後には完全なる孤独、ぼっちになりました。

何がつらかったか書いていこうかなと思います。 

 

  • 休み時間


会話をする友達がいないのはもちろんですが、
中学時代のようにグループの輪の外の観客として参加することもできませんでした。
完全に行き場を失った孤独です。

何もすることがなくて椅子に座って次の授業が始まるまで待つしか選択肢はありませんでした。
なので僕は寝たフリをしました。
それ以外に何もなかったのです。

読書やら勉強すればいいという意見もあると思いますが、
授業の合間の休みには気力が続かず難しかったです。 
何よりも10分だけの休み時間に何かをするのが難しかったです。
漢字検定の試験の前に勉強はしてましたが、すぐに終わりました。

なので寝ました。
高校三年間の、休み時間の思い出はこれだけです。

休み時間に誰と会話をしたか、どんな遊びをしたか、そういう思い出が全くありません。

入学当時に後ろの席の子に話しかけられた程度です。

 

高校の3年間、周りが楽しそうに盛り上がってるのに、自分は机に顔を伏せて寝たフリ
周りはきっと僕が寝たフリをしていたのを見抜いていたでしょう。

金魚のフンにすらなれない本当に惨めな存在でした。

そんな高校時代でした。

 

  • グループ行動 

高校にも遠足やら修学旅行はあります。
そこでグループを組むことになるのですが、僕は完全に孤立してしまい、
どのグループにも入れない状況になりました。

そこで先生が仲介役に入り、どこかのグループに無理やりねじり込んでもらいました。
おーい!○○が余ってるから誰か入れてやれー!
という感じです。

とても惨めだし、何よりも僕を押し付けられた人たちに申し訳なかったです。

その人たちは友達だけでグループを作ったのに、先生に僕を無理やり加入させたのです。

せっかくの楽しい空気を壊してしまって申し訳ないです。



そして、合宿に行きました。
どんな行事なのか名前は忘れましたがバスに乗って山を登る合宿です。 
一泊二日です。 

バスの中の思い出は何もありません。

誰とも会話をしなかったです。
山登りは汗が止まらなかったことだけ覚えてます。

旅館の部屋では皆が何か盛り上がってるのに僕は寝たフリだけしてました。
起きていても話題に参加できないし、
僕が高校でこういうイベントに参加するのはこれが最初で最後です
これ以降はズル休みします。


2年生に修学旅行と、3年生で地元の遊園地に行くイベントがあったのですが、 
出発当日になって仮病を使って休みました。

今になって思うのは、「本当に行かなくてよかった」です。
トラウマが増えるだけなのでズル休みしてよかったです。 
行ったところで一人で苦しい思いをするだけですからね。
僕を無理やり加入させられたグループの人達も喜んでいたと思います。

ちなみに、2年生の修学旅行や、3年生の遊園地などのイベントが終わって皆が帰ってきて、普通の学校の授業が始まっても、
僕に対して「なんで休んだの?」とか声をかけてくる人は誰もいませんでした。

 

完全に腫れもの扱いとか浮いた存在とか、そういう状況です。
休んでも何もいわれない、そんな人間でした。 

続く