高校時代、僕はバイトをしていました。
学校生活と違い、そこそこ楽しかったです。
土日のホテルのバイトで休憩時間も少なく常に働かなきゃいけないブラックで、
その忙しさが僕を助けてくれました。
理由は、私語をする暇がないからです。
- 学校との違い
バイトと学校との一番の違いといえば友達を作る必要が無いことです。
接客業とかならコミュ力が必要ですが、僕がやってたホテルのバイトは裏方です。
食器洗いとか風呂掃除とか、そういうバイトです。
もちろんバイト友達を作ってもいいのですし、その方が仕事は楽しいと思います。
だけど、孤立しててもホテルのバイトでは人間としてマイナスになる事はありません。
人間としての評価は仕事が出来る出来ないでした。
どんなリア充でも仕事ができなければマイナス。
僕みたいなコミュ症でも仕事ができればプラスです。
仕事が出来るといっても最低賃金くらいの仕事は出来るという意味です。
決して必要不可欠な貴重な人材ではなく普通の労働者です。
ブラック企業なので軽く会話しただけでも
「口を動かしてる暇があったら手を動かせ!」
と怒られるような職場でした。
ブラックだし孤立してたけど、とても気楽でした。
更にお金ももらえる。
このバイトを3年間続けました。
風呂掃除や部屋の掃除、皿洗い、料理の盛り付けなどの簡単な作業でした。
肉体的にはキツかったですが頭と心の弱い僕には天職でした。
高校時代の3年間で合計で200万以上は稼いだと思います。
しかし全てゲームや漫画に使ってしまいました。
買い物をしまくって学校でのストレスを発散してました。
ちなみにどんなゲームや漫画を買ったのか覚えてません。
買った物を遊んで楽しんでいたのではなく、買うことが目的になってました。
ゲームを買っても遊ばず、漫画を買っても読まず、という感じです。
たぶんですが「買い物依存症」だったと思います。
この200万円があれば今頃は・・・
と考えることもありますが、あそこで使わなければ潰れてたなとも思います。
何が正解だったのか今でも分かりません。
この3年間の経験が今の僕を支えているといっても過言ではありません。
簡単な作業なら出来るという自信です。
高校時代のバイトの話はとりあえずこれで終わりです。
ちなみに辞めた理由は、そのうち語ろうと思います。