こんにちは、〇〇くんです。
今回は漫画と引きこもり無職ニート時代について語ろうかと思います。
まず僕が漫画を読み始めたきっかけは、ハンターハンターのアニメでした。
中学3年生の秋だったと思います。
部活を引退して受験シーズンだったのですが僕の家は貧乏だったので塾に通えなくて、
だからといって遊ぶ友達もいなくて、それで家で夕方のアニメを見てました。
今と違って当時は夕方にいろんなアニメが放送してました。
僕は小学生の頃から夕方のアニメが大好きでした。
他のみんなが塾に通ってたり友達と遊んでたりする時間帯に僕は夕方のアニメを観てました。
小学生や中学生時代の人生唯一の楽しみが夕方のアニメでした。
そのうちの1つがハンターハンターでした。
僕はハンターハンターのアニメにハマってしまって毎週楽しみにしてました。
そして中学を卒業し、高校生になってバイトを始めて週刊ジャンプを買うようになります。
ハンターハンターを読むためです。
それとハンターハンターの単行本も買いました。
週刊ジャンプではハンターハンター以外にもワンピース、ナルト、ブリーチ、などを読んでました。
時は過ぎ、高校も卒業間近になります。
僕が高校3年生の頃に読んでたそれらの作品のストーリーは、
ワンピースはロビン救出、ナルトは中忍試験が終わってサスケが里を裏切り抜け忍になる、
ブリーチはルキア救出から砂漠みたいなところへ、ハンターハンターはグリードアイランドとキメラアントの序盤。
確かこんな感じだったと思います。
記憶が曖昧なので間違ってると思います。
高校3年生の時点ではここら辺だったと思います。
(漫画に詳しくない人には分かりにくくて申し訳ないです)
そして僕は高校を卒業して引きこもりニートになってしまいました。
2003年とか2004年くらいです。
ニートでお金が無いので週刊ジャンプを買えなくなってしまいました。
ニートなのが恥ずかしくて本を買いに行くという行為すら出来ませんでした。
外に出ることが出来るのは夜の散歩だけです。
大通りは車が走ってて知り合いに見つかったら恥ずかしいので、田舎の山沿いの住宅街を散歩してました。
お金が無いし人目が怖くてコンビニとかに行けない・・・。
そんなこんなで週刊ジャンプを買えなくなりました。
当たり前ですが僕がニートになっても漫画の連載は続きます。
続きが気になっても読めない日々が続きました。
でもネットで断片的ですが情報が入ってきます。
ハンターハンターのキメラアント編が異常なほど盛り上がってたり、ワンピースでエースが処刑されたとか、
そういう話題で盛り上がってましたが、僕はそれらを読めずにいました。
当時は漫画村とか色々と法律違反のサイトで読めたそうですが、情報弱者の僕はそういうサイトの存在を法律で規制された後にニュースで知りました。
10年以上に及ぶ引きこもりニートをしている間にナルトとブリーチが連載終了してしまいました。
両方とも連載終了は2017年くらいだったと思います。
高校卒業した2004年ごろから引きこもりニートをしていたので、
あれから15年くらい経ってしまったのかという絶望感もありました。
僕はナルトとブリーチのストーリーを途中までしか知りませんでした。
飽きてしまったから途中までしか知らないのではなく、大好きだったのに引きこもりニートになってしまったせいで読むことが出来ずに途中までしか知らないのです。
なので物すごく苦しかったです。
漫画なんて世間では子供の小遣いでも買える物なのに僕は買えずにいました。
そして2019年の秋に僕はニートを卒業します。
まず警備員になってすぐに辞めて工場派遣になります。
その時に漫画を買おうかと思ったのですが、新品で買うには値段が高すぎて諦めました。
僕が引きこもりニートをしている間にワンピースやナルトやブリーチは70巻近くまでなってたので、
それらを買い揃えるとなると結構な値段になります。
古本で買うという方法もありましたが、どうせなら新品で買いたいという謎のこだわりがありました。
それと漫画の置き場所がないの問題でした。
ナルト、ブリーチだけで150巻くらいあるので、本棚を買う必要もあります。
古本で買って読み終わったら売り払えばいいだけの話なのですが、何故かそれが面倒に感じて出来ませんでした。
ずっと漫画の続きが気になった状態で2024年の冬になります。
僕はゲオで漫画をレンタルできることを知ります。
(情報弱者なのでそんなことすら知らない状況です)
そこで僕はゲオでナルトとブリーチをレンタルして読むことにしました。
古本で買って売り払うより気軽でした。
読んだ感想を簡単に説明すると、
ネガティブな内容になってしまいますが「引き伸ばしすぎだな」という感想です。
本来ならもっと短く簡潔に終わらせることが出来ると思うのですが、大人気作品なので無駄に引き伸ばしてしまった印象です。
でもずっと気になってた作品を読み終えることが出来て良かったです。
20年前からずっと気になってた漫画を読むことができたという爽快感の方が大きいです。
ナルトとブリーチは僕の青春なので最後まで読めて良かったです。
なんていうか心残りが消えた感じです。
エヴァを見終えた後と同じような気分になりました。
↓劇場版のエヴァンゲリオンを見てきたときの感想です。
その他の漫画についてですが、
ワンピースもゲオでレンタルして読みましたが魚人島が終わったところらへんで止まってます。
ハンターハンターも選挙編が終わったところで止まってます。
そのうちまとめて読めばいいかなと思います。
小学生の頃に好きだった「魔法陣グルグル」を最後まで読みました。
「鬼滅の刃」も最後まで読んだし、「キングダム」も最新刊まで読みました。
「からかい上手の高木さん」も最後まで読みました。
「呪術回戦」も途中までですが読みました。
引きこもりニートを卒業して非正規の底辺ですが少しだけお金ができて、
世間で流行っているけどお金がなくて読めなかった作品を消化する事ができました。
作品の感想とか関係なく、世間で流行っている作品を読むことが出来ただけで大満足です。
15年くらいニートをした人間からすると、それだけで満足です。
言葉では上手く説明できませんが、それだけで満足なのです。
面白いとか、つまらないとか、そういう次元じゃないです。
それだけで満足です。
引きこもりニートだと漫画とかDVDとか、そういうのすら無理なので、漫画を読めるだけで幸せです。
なんなら図書館に行って本を借りるだけでも幸せです。
引きこもりだとそれすら出来ないのです。
戦争経験者が米を食べれるだけで幸せだという感覚に似ていると思います。
唐突ですが現在、僕は身辺整理をしています。
部屋を片付けるのもそうですが、心残りを消化するという意味もあります。
漫画だけではなく小説や映画もそうです。
引きこもりニート時代の心残りの消化です。
それらの気になる作品を読んだり観たりするだけで満足です。
ハンターハンターとワンピースが未だに続いているのが心残りです。
コナンの続きも気になります。
そんな人生です。