人生に異常を感じたら即座に精神科に行くべき
こんにちは、〇〇くんです。
今回は「僕の人生」と「もっと早く精神科に行くべきだった」という後悔について語ります。
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学校を休みがちだった子供時代
僕は小学生の頃から友達がいなくて休み時間も一人で椅子に座ってる子でした。
小学5年生6年生のときに少しだけ遊ぶ友達が出来たけど、それ以外は基本的に孤独でした。
中学生からは学校を休みがちになりました。
学校は休むし塾にも行ってないので勉強が分からなくて成績が悪いので、
地元で一番偏差値が低い高校に進学する事になりました。
そして高校でも休みまくって出席日数が少なくて留年ギリギリの状態でした。
先生から「あと1日でも休んだら留年だぞ」と言われました。
本当の本当にギリギリでした。
もちろん友達なんて1人も出来ず、高校生活の3年間ずっと一人で弁当を食べてました。
文化祭のときなんてトイレで過ごしました。
↓もし暇だったらその文化祭のときの記事も読んでみてください。
高校でも休みまくったせいで勉強が分からず、内申点のようなものも最低評価だと思います。
そんな状態なので高卒として就職も出来ず、高校卒業後、引きこもりニートになりました。
引きこもりニートになった最初の頃は面接には行ったりしてました。
当時は就職氷河期なので大卒の人でさえ就職先が見つからない時代でした。
高卒は更に難しいし、資格も何もない底辺高校卒の僕には更の更に難しいです。
そんな落とされまくって、本格的なニートになりました。
高校卒業したばかりの頃は履歴書を送れば面接に呼ばれて落ちていたのですが、
高校卒業から2年3年と過ぎてゆけば面接に呼ばれることもありません。
自分の無能さや将来のことで不安になってストレスで体が震える状態でした。
ニート時代はニコニコ動画などを見て現実逃避をして耐えしのいでました。
同級生が就職したり大学に行っているのに僕はニートをしていて、
それで人目が怖くて昼に外出が出来なくなってしまいます。
でも体は鍛えておかなきゃいけないという謎の真面目さだけはあって、
夜に人通りがゼロに近い山沿いの道でウォーキングをしていました。
それから15年後くらいに今のように「人手不足」で求人が増え始め、
なんだかんだで警備員や工場派遣の仕事で社会復帰できました。
これが僕の学生時代からニート卒業までの話です。
そして就職してハッピーエンドではなく、
仕事が上手くいかず、自分で精神科に行って発達障害と診断されて、
精神障がい者手帳を貰って、職を転々、というのが現在です。
僕はこのパワハラに厳しい時代に怒鳴られるレベルの無能です。
ここまでが僕の人生の話です。(前編)
ニート時代の15年間が弥生時代から次の時代の間みたいに省略しててゴメンナサイ。
次は精神科の話です。(後編)
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もっと早く精神科に行っておけば解決していた
自分の人生を振り返ったとき、もっと早く精神科に行っておけばよかったと思います。
どのタイミングで行くべきだったのかというと、全てのタイミングです。
小学生、中学生、高校生、ニート時代、これら全てです。
- まず小学生について語ります。
小学生といえば遊び盛りで友達が大量にいる時代だと思います。
近所の子と遊んだり、隣の席の子と遊んだり、という感じで誰とでも気軽に仲良くなって遊ぶ世代だと思います。
そんな小学生時代を僕は一人で席に座って過ごしてました。
どう見ても何か異常があると思います。
このときに親とか先生が僕を精神科に連れてってくれてたら、
明らかに自閉症と診断されると思います。
そして普通の学校ではなく特殊学級のようなものに通って自閉症向けの教育を受けさせてもらって、
今頃は都会で障がい者雇用で働いていたのかなと妄想します。
田舎では障害者雇用がないため、正社員や派遣やバイトなどの健常者向けの求人しかなくて、
それが原因で職を転々としなければなりません。
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次に中学生と高校生の時代です
中学生になってから学校を休みがちになります。
学校を休んでいるので授業にもついていけません。
学校を休んだ子のためにもう一度授業をするなんて事はないので、休んだら勉強が分からないままです。
完全な登校拒否ではないのですが、この中学時代も精神科に行くべきでした。
高校生の頃は留年ギリギリまで欠席ばかりでした。
ヤンキーの不良が学校を休んで原付バイクに乗って仲間と遊んでたという分けではなく、
友達がいなくて大人しい子が学校を休みまくってるのです。
明らかに何か脳に異常があります。
これも精神科に行くべきでした。
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ニート時代
ニート時代は明らかに精神科に行くべきでした。
1年や2年のニート期間ならともかく、5年、10年、と続いていたら明らかに何かがおかしいです。
でも僕はただの怠け者として社会に批判され、
社会に対して負い目を感じて怯えながら息をひそめて生きてました。
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引きこもりニートに対する当時の偏見や風潮
もしも僕が生まれる時代がもっと遅かったとします。
そうしたら確実に精神科に行けてたと思います。
今の時代は学校を休みがちなだけで精神病院に行けて障害者手帳(療育手帳)を貰える時代です。
そして特別支援学級で僕は他の障害者と仲良く遊んだり、
障害者向けの教育を受けて、卒業後は障害者枠で働いてたと思います。
もしかしたら一般人と同じ枠で働けるほど能力が上がってたかもしれません。
今は世間が発達障害(自閉症)に対して理解が深くなってるので、
風邪をひいたら病院に行くような感覚で精神病院に行ってたと思います。
しかし僕が生まれたのは昭和です。
学校を休んだら殴られ、引きこもりニートなんて穀潰しだから殺処分せよという時代です。
努力や根性が足りないから登校拒否や引きこもりニートになるんだ、という時代です。
更に精神科への偏見もすごかったです。
精神科に通うのは犯罪者予備軍だ、というレベルです。
そんな時代に生まれて過ごしてしまったせいで僕は手遅れになってしまいました。
そういう時代の風潮や偏見のせいで僕は精神科に行くことが出来ませんでした。
そのせいで35歳くらいまでニートをしてしまいました。
今の時代だったら登校拒否なら簡単に精神科に行けるし、特別支援学級のような施設も充実しています。
僕はもっと早く精神科に行くべきだったと後悔しています。
この記事を読んでいる親御さんや学校の先生の中で未だに価値観が昭和で止まってる人も大勢いると思います。
自分の子供が不登校なのに何も治療をせず𠮟責だけして放置している人たちです。
その結果が僕です。
なので完全な登校拒否じゃなくても、友達が少ないとか、欠席が少し多いとか、
その程度でも子供を精神科に連れて行って欲しいなと思います。
熱は無いけど咳は出るから病院に行くような感覚でいいです。
精神科に行ってマイナスになることはありません。
少しだけ費用が必要ですが、人生に対して微々たるものです。
他人と少しでも違うと感じたり、生きづらいと思った時点で精神科に行くべきだと思います。