もしかしたらベンチャー企業なら僕みたいな人間を受け入れてくれるかもしれない
と思い応募してみました。
ベンチャー企業ですがブラック企業ではないです。
休日もしっかりある良心的なベンチャー企業です。
よほど応募者が少なかったのか、それとも誰でも面接を受けれるのか。
どちらか分かりませんが、僕は面接を受けることができました。
髪型は短くしてOK、眉毛も整えました。
髪と眉毛だけはリア充っぽいです。
顔とオーラだけはどうにもなりませんが。
いざ面接会場に出発して到着しました。
面接担当の人は女性でした。
真面目で堅苦しい女性ではなく、髪を軽く染めていてリア充の女性でした。
髪だけではなくオーラでもリア充だなと一目で分かるレベルです。
僕が苦手なタイプでしたし、向こうも僕みたいなのは苦手でしょう。
女性は最初は真顔で面接をしていたのですが、途中から笑い始めました。
僕が冗談を言って笑ったのではなく、普通に話してる最中で笑ってました。
僕の喋り方がおかしかったのかな。
ろれつが回ってないとか、文体が支離滅裂だとか、容姿が明らかにニートだとか。
そういう理由なのかなと思いました。
でも合格している可能性があることを信じてました。
ちなみに仕事内容は主婦でも気軽に出来る軽作業的なものです。
ベンチャー企業の雑用みたいな感じで、
過去の経歴や資格や技術とかそういうのは一切必要ありません。
なので受かっている希望は、わずかながらありました。
そして面接が終わってグッタリと疲れて布団で横になっていたとき、
あることを思い出しました。
それは、面接中に試験がなかった事です。
面接の前日に届いたメールで、「当日はこういう試験をします」と書いてありました。
業界用語の基礎知識みたいなもので10分もあれば覚えることが出来る程度です。
それを面接中にテストする予定だったのです。
それに、そのメールには「面接の所要時間は1時間」と書いてありました。
なのに僕は30分もせずに面接が終わってしまいました。
落ちたな、と確信しました。
女性の面接官が途中から笑い始めたのは、
「あ、こいつ駄目だわ、さっさと終わりにしよう」
という意味の笑いだったのです。
2ちゃんを見てて、あるスレを見つけました。
面接中に落ちたことを確信した瞬間、みたいな名前のスレです。
そこに書かれていたのは、
・面接官の態度が急激に変わる(イライラしだしたり、逆にニヤニヤしだしたり)。
・面接時間が予定よりも早く終わる。
この2つが結構多く書かれてました。
僕は当てはまってました。
最初は真面目に応対していた女性面接官が途中から笑い始める。
僕が面白いことを言ったからではなく、面接中に女性の心の中で落選確定したからです。
そしてテストをせずに面接を切り上げて予定時間よりも早く終わる。
実は8月に、ももクロのライブがありまして、
そこに行きたいなと思っていて、このバイトの収入をあてにしてました。
8月5日と6日にある「ももクロ夏のバカ騒ぎ2017」というライブです。
http://www.momoclo.net/bakasawagi2017/
僕にとって夏の思い出といえば、小学生時代の夏祭りの花火大会と、
中学時代の部活と、高校時代のバイトだけです。
そして20代の夏の思い出は何もありません。
家族に迷惑をかけないように7月下旬までクーラーを我慢したり、
8月にクーラーをつけても温度は29度か30度で耐えていた事だけです。
なので今年こそは夏の楽しい思い出が欲しいと思っていたのですが駄目みたいですね。
遠征するための交通費や宿泊費がありません。
とても悔しいです。
アイドルのコンサートくらい気軽に行ける人間になりたいです。