6月までは例年より涼しかったです。
今年は冷夏で過ごしやすいのではないかとか思ってました。
でも7月に入ってから急に30度を超えて暑くなりました。
外は立ってるだけで汗が流れてきますし、室内でも少し動いただけで汗をかきます。
うちは室温が夜の9時を過ぎても30度を下回りません。
僕の家は古い木造住宅なので、夏は涼しく冬は暖かい構造ではありません。
夏は暑く冬は寒いです。
昼の日光の熱を木造の外壁が溜め込み、そして夜になっても外壁も内壁も熱いです。
道路のコンクリートを想像していただけると分かりやすいと思います。
夜でもホッカイロのように暑いのです。
昼の暑さが夜になっても続くのです。
古い和風の民家でも立派な佇まいなら防暑や防寒がしっかりしてると思うのですが、
うちは見るからに安そうな家だから本当に暑い。
壁も薄いから小さなテレビの音も筒抜けだし、
この文章を打ってるキーボードの音も聞こえているでしょう。
親はクーラーをつけていますが、僕は扇風機だけです。
ニートなのが申し訳なくて7月はクーラーをつけずに耐えてます。
常にタオルで汗を拭きながら、そして水道水を飲みまくって耐えてます。
高校時代は6月中旬頃からクーラーをつけていた記憶があります。
しかしニート時代は7月が終わって8月になるまで我慢してます。
ニートがクーラーをつけるなんて図々しいですからね。
8月はさすがに倒れそうになるし、それで病院送りになったら余計に周りに迷惑なのでつけますが。
こんな7月を僕は10年ほど続けています。
地元で7月下旬にお祭りがあって、最終日に打ち上げ花火があるけど、
でもニートで恥ずかしい存在だから人目が気になってお祭りには行けないし、
それ以前にお金もないのでお祭りに行っても出店の高い商品を何も買えないので、
クーラーをつけずに部屋で昼は笛や太鼓の音、夜は花火の音を聞く。
それが僕のこの10年間の7月です。
ニート卒業を誓って行動に出たのは3月。
その頃の目標というか願望では、夏頃には貯金が50万円くらいあって、
そして8月のももクロのライブのチケットを買っているという妄想をしてました。
真夏の野外ライブを楽しんで、ライブ会場でお土産を買ったり、東京観光をしたり・・・
でも現実は去年までと同じで部屋でクーラーをつけずに耐えている。
ももクロのライブにも行けそうにない。
せめて地元のお祭りに参加したかったけど、それすら出来ない。
20年ぶりに海水浴にも行きたかったけどそれも無理。
僕に出来ることは応募を続ける事だけです。