こんにちは、お久しぶりです。
タイトルにもあるとおり、仕事を辞めました。
今回はそのことについて話していこうと思います。
僕はこの仕事を2019年の年末から始めました。
仕事内容は製造業の工場の派遣です。
コロナウイルスが流行る直前の景気が良かったころに運よく採用されました。
そして2020年はコロナウイルスの影響で仕事が少なくて、
それで暇な状態が続いてました。
正社員の人は午前中に仕事が終わってしまってボーっとしてるような状態でした。
でも僕は作業が遅いので、コロナで暇な状況でもギリギリな感じでした。
普通だったら派遣切りに合うと思います。
僕をリストラして、暇な正社員に僕の仕事を与えればいいのですが、
僕がやってた作業はナウシカの世界のようにマスクを外したら命に関わるような汚い作業なので、
そのおかげで作業が遅くてもリストラされない感じでした。
-
コロナ禍の終わりと仕事量の増加
でも2021年に入った頃から状況が変わり始めます。
景気が回復してきて少しずつ忙しくなってきました。
3月に入ってからは正社員が走り回るような状況でした。
僕はその状況についていけず怒られる日々でした。
僕の作業が遅いので、僕が出勤する2時間前に他の正社員の人が早出して僕の作業を2時間だけやって、
そして僕が8時間働いて定時で帰らされて、その後に他の正社員が2時間残業やってました。
僕は怒られつつも頑張って続けてたのですが、ついに5月に上司からパワハラを受けました。
パワハラといっても殴られたわけではありません。
上司が半切れで僕にいろいろと言ったあと、僕の近くにあったダンボールを思い切り蹴りました。
そして上司はそのまま自分の持ち場に帰っていきました。
工場の上司は元ヤンキーみたいな感じの人なので本当に怖かったです。
たぶんパワハラとか許されてる時代だったら僕はボコボコに殴られてたと思います。
今の時代はパワハラに厳しいので殴られずに済んだだけです。
僕は怖くて体が震えて今すぐに逃げ出したかったのですが、
仕事を辞めて次の仕事を見つかるとは思いませんでした。
景気が回復したといっても、僕がこの会社で働き始めたときのような、
日本語すら話せない外国人でも就職できる状況ではないからです。
-
役立たずなので部署移動させられました
6月になったら僕は別の部署に異動になりました。
たぶん上司が僕を追い出したくて別の部署に異動させたのだと思います。
朝、会社に行ったら急に「今日からあっちの部署に行ってくれ」と言われました。
事前予告とか無く、急に言われました。
その部署に来て初日に僕がやる作業の前任者に仕事を教えてもらう事になったのですが、
前任者が何を喋っているのか分かりませんでした。
作業で使う道具を持ちながら
「こぉ、うぇ、そぁ」
と何か必死に伝えようとしてました。
彼もまた何か障害を抱えてるからこの作業をやらされているんだなと思いました。
僕もIQが低いので、発信側も受信側もダメダメで初日の教育は終わりました。
だけど物すごくやさしい人でした。
お互いに同族を見つけたという仲間意識もあって嬉しかったです。
会話はありませんでしたが、一緒に仲良く働けました。
そして2日目になって一人で作業する事になりました。
僕はてっきり前任者の人ともう少し長く一緒に作業するのだと思ってたのですが、
初日の1日だけで前任者はいなくなりました。
前任者がどこに行ったのか分かりませんし、そのことを聞くことも出来ません。
会社に友達がいないし、友達どころか嫌われて白い目で見られてるからです。
同じ会社内の別の作業場で働いてるのか、会社自体辞めてしまったのか、わかりません。
初日は前任者と一緒に作業をしていたのでなんとか出来ていたのですが、
2日目は道具がどこにあるのかすら分からない状況でした。
それで正社員の人に聞いて回りました。
正社員の人には「昨日教えて貰わなかったんですか?」って感じで呆れられました。
教えてもらってメモを取っても忘れてしまうので、メモを見ながら作業してました。
正社員の人だったら初日だけで余裕で覚えることが出来るらしくて、
それを出来ない僕に対してドン引きしてました。
僕の作業スピードが遅い問題も解決されてませんでした。
新しい部署の仕事なら誰にも迷惑をかけずに出来るかもしれないと期待していたのですが、
以前の部署と同じく迷惑をかけてばかりです。
正社員の方が貧乏揺すりをしながら僕の作業が終わるのを待ってたりしました。
-
仕事がなくて暇
そして一番の問題は僕の作業が終わったら他にやる事が何もない日がある問題です。
早い時間帯に仕事を終えてしまい、終業の5時まで何もやる事がない日が結構ありました。
5時まで仕事がある日のほうが珍しくて、大半は早く終わってしまいました。
これは決して僕の作業が早いからではなくて、僕の作業が遅いのに3時で終わったり昼前に終わったりしてました。
僕の作業を意図的にゆっくりやって5時まで引き伸ばすのも他の人の迷惑になるので不可能です。
他の社員に何か手伝うことは無いかと聞いても断られました。
社員の人たちは毎日残業するほど仕事はあるけど、無能な僕に任せたくない感じで断られました。
なので意味もなく掃除をしたりトイレに閉じこもってました。
他の社員は僕が暇でトイレに閉じこもってるのを知ってたと思いますが、放置でした。
一番のショックは、去年まで高校生だった新人の子に馬鹿にされてたことです。
そのとき、とある記憶が蘇りました。
今から20年くらい前の話になりますが・・・
僕が高校生の頃にやってたホテルのバイト先に、
ものすごく暗いオーラをまとったオッサンがバイトで来たことがあります。
そのオッサンは正社員ではなくバイトで、そして高校生や大学生と一緒に働いてました。
作業が遅くて陰口を言われまくってたし、女子には気持ち悪いとか言われてました。
そのオッサンは1ヵ月もせずに辞めてしまいました。
他の子達はこのオッサンの存在を覚えてないでしょうが、僕は何故か鮮明に覚えてます。
同じ種類の人間だからと察知したからだと思います。
今では僕がそのオッサンと同じになってしまいました。
周りが陰で僕のことをどう言っているのか想像できます。
きっと昔のバイト先のオッサンと同じような事を言われてたと思います。
それがショックでした。
作業内容は部署移動する前の5月までやってた作業よりも更に酷く汚い作業をやることになりました。
特に臭いが強烈で、仕事帰りに作業着のままスーパーで買い物をできないくらいです。
車の中もその臭いですごい事になるので雨の日でも窓を開けて走ってました。
そんな気持ちを抱えて働いてたとき、何もやる事がない日がありました。
今までのように途中で仕事がなくなるのではなく、朝から仕事が一切ありませんでした。
トイレに隠れましたがそれも限界で、僕は新しい部署の上司に早退を告げました。
そして次の日から仕事にいけなくなりました。
今日も仕事がなかったらどうしようという恐怖が強かったです。
余っていた有給を全て使って退職する事にしました。
退職を告げたら怒られると思っていたのですが、特に何も言われずあっさりと退職できました。
以前、警備員を退職したときはみんなに挨拶を無視されたので、
今回は派遣会社にだけ退職のことを電話で告げました。
派遣社員が仕事を辞めるのは日常茶飯事のことなので簡単に辞めれました。
バックレと同じような感じというか、バックレそのものだと思います。
工場の人たちには何も言わずに去りましたし、連絡も来なかったです。
そして8月上旬に有給が終わり、ハローワークに行って色々と手続きをしました。
長くなってしまったので今回はここで終わります。
たぶん早いうちに続きを書きます。
↓↓
続きはこちらです