15年ニートした発達障害の末路

ニート歴15年、発達障害(ADHD、ASD、LD学習障害)の人生です

【後編】自律神経やメンタル改善のためにカフェイン断ちをしました

カフェイン断ちをした話の後編です。



前回の話はこちらになります。

【前編】カフェインの摂取しすぎで体を壊しました







カフェインの過剰摂取で体に異常が発生しました

無職になってからコーヒーの飲みすぎて、カフェインの過剰摂取で体に異常が出てきました。
胃が痛くなってゲップが止まらなくなったり背中が痛くなってきました。
足も何かむくんでて違和感がありました。
夜も眠れなくなったし朝も体がダルい日々でした。

ですが、カフェインにも良いところが多いと思って飲み続けてました。
しかしメリットについては知っててもデメリットについては知りませんでした。
そこでカフェインについて色々と調べてみました。


カフェインと自律神経

コーヒー等のカフェインのメリットは色々とあります。
コーヒーのポリフェノールには抗酸化作用があるだとか、
緑茶にはビタミンが含まれているだとか、色々とあります。

しかしデメリットについて調べてみた結果、僕は飲まない方がいいなと思いました。
そのデメリットとは自律神経が乱れて「鬱病や不安障害やパニック障害」が悪化する事です。
これは僕が抱えている問題だったため、即座にやめる事にしました。
その経緯を説明します。



不安障害と焦燥感と鬱病

僕は無職になってから何故か体が震える日々が続いてました。
無職であることへの焦りとか、再就職への不安とか、そういう考えで苦しんでました。
誰でも無職になれば焦燥感や不安はあるのですが僕の場合は体が震えるほどでした。

あと鬱病も重度ではありませんが、ありました。
布団から起き上がれず、布団の上で読書やスマホをやるわけでもなく、
ずっとボーっとしてるだけの時間が1日3時間くらいありました。


これらはカフェインが原因でした。
最初は背中の痛みの解決方法を調べていただけなのですが、
実はカフェインはメンタルにも悪影響があるという情報も大量に見つけたのです。

カフェインのせいで普通の人以上に、必要以上に苦しんでました。
体の震えもカフェインのせいで不安障害が悪化していたのが原因でした。

普通の人は敵が50の攻撃してきたら50のダメージを受けますが、
僕の場合は300くらいダメージを受けてた感じです。
僕はカフェインのせいでストレス耐性が低くなっていていたのだと思います。
ネットにカフェインをやめればこれらが軽くなるという情報が書いてあったので、やめました。



カフェイン断ちして1週間

カフェイン断ちをしました。
コーヒーもコーラも飲まなくなりました。

カフェインをやめた最初に1日目と2日目は離脱症状というものに苦しめられました。
離脱症状とは、禁断症状と同じような物だと思ってください。

今まで毎日カフェインを摂っていたのに急にやめたせいで頭痛になったり胸が苦しくて呼吸が浅くなったりしました。
ですがなんとか耐えて3日目には頭痛や呼吸は普通の状態に戻りました。

コーヒーやコーラを飲みたいとか思わなくなりました。
喉が渇いたら水を飲めば時間の無駄も減るし金額も安いじゃん、と思うようになりました。
1週間でカフェイン依存症みたいなのは治ったと思います。




カフェインの離脱症状の乗り越え方

他の人のカフェイン断ちの記事を読んでいると離脱症状で1週間以上苦しんでる人ばかりです。
1ヶ月以上も離脱症状で苦しんでる人もいます。
でも僕は3日で離脱症状を終わらせてクリアすることができました。

そのコツは、とにかく水や麦茶を飲みまくることです。
体の中に残っているカフェインや、カフェインの快楽の記憶を文字通り水に流す感じです。


僕はスーパーで粉末の麦茶を買いました。
コップに粉末を入れてお湯や水を入れて混ぜるだけで完成です。

外出中でペットボトルで飲む必要があるときは爽健美茶のようなノンカフェインのお茶を買いました。
それでコーヒーの味やカフェインの快楽を、麦茶などで忘れて上書きしてました。
要するにコーヒー以外の何かに依存しちゃえばいいって事です。
でも、甘いジュースは何か別の病気になるのでやめたほうがいいです。

ネットを調べたらノンカフェインの飲み物は大量にあって、
ノンカフェインのコーヒーまでありました。
ルイボスティーとかタンポポコーヒーとか今度それらも試して見たいと思います。


メンタル弱い人はカフェイン摂取をやめたほうがいい

今ではゲップは無くなり背中の痛みも消え、そして不安障害で体が震えることもなくなりました。
不安の原因である無職問題は未だに解決してませんが、受けるダメージが減った感じです。
ストレスが体に影響を与えて体が震えたり痛くなったりはしなくなりました。
必要以上に悩まなくなった感じです。

僕が思うにカフェインは現在の心境を増幅させるものだと思ってます。
明るく元気な人がカフェインをとれば更に明るく元気になり、
根暗な人がカフェインをとると更に根暗になると思います。
それで鬱や不安障害やパニック障害が悪化するのです。

たぶんお酒(アルコール)もそれと同じで、
明るい人が仕事帰りに友達と飲み会をして盛り上がる場合と、
暗い人が家で一人でお酒を飲む場合ではアルコールの効能は180度違うと思います。

なのでメンタル弱い人はカフェインもお酒もやめた方がいいと思います。


また長くなってしまったのでここらへんで終わります。
世の中には僕のような無職は大量にいますが、
それでも元気で明るい人もいれば、僕のようにメンタルが弱くて落ち込んでる人もいます。

僕の場合は転職しても仕事の覚えが悪くて怒られるとか、コミュ力がなくて孤立するとか、
そういう絶対に解決しない問題もありますが、それらに対しても少し楽観的になりました。
そんな僕にはカフェインは毒なのでカフェイン断ちできて良かったです。