15年ニートした発達障害の末路

ニート歴15年、発達障害(ADHD、ASD、LD学習障害)の人生です

カフェイン断ちは自律神経失調症やうつ病やパニック障害や不安に効果がある!かもしれない

こんにちは。

今から1年位前にカフェイン断ちをしました。
その続報です。

前の記事は↓この記事です。
前編と後編の2つあります。


neet16.net

 

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この記事を書いてから1年以上が経ちました。
その間、僕はあまりカフェインを飲まなくなりました。

まず家のコーヒーはインスタントのノンカフェインのやつにしました。
仕事の昼休みに車の中で飲むコーヒーもノンカフェインです。
自分の車にノンカフェインコーヒーの瓶と紙コップを置いていて、
家でお湯を沸かして水筒に入れて、車の中で飲んでます。

コーラ(ノンカロリーで食物繊維入り)のやつも滅多に飲まなくなりました。
正式にいえばカロリーのない飲み物にお金を使う余裕がなくなり買えなくなったのですが、
なんだかんだで飲む機会が減りました。


前回の記事ではカフェインの摂りすぎで体が痛くなったとか、
精神的におかしくなってきたと書きました。

まずはカフェインとは関係のない話からです。

 

  • クロロゲン酸


カフェイン断ちをした結果、まず体の痛みは改善しませんでした。
僕はてっきり体の痛みはカフェインが原因だと思ってたのですが、
本当の原因はコーヒーに含まれているクロロゲン酸というものが原因でした。

このクロロゲン酸は胃酸の分泌を促して、それで胃酸の出すぎで胃痛になるそうです。
そして胃痛だけに終わらず他の内臓まで痛めてしまうそうです。

なのでコーヒーをノンカフェインにしても解決しないそうです。
ノンカフェインのコーヒーでも胃痛は起こります。

胃痛の原因はカフェインではなく、コーヒーそのものにあるのです。
なので同じくカフェインが入ってる飲み物でも緑茶は胃痛に対して大丈夫だったりします。
コーヒーの酸味(クロロゲン酸)が駄目だったのです。

それを知った僕はコーヒーを飲む量を減らしました。
ノンカフェインのコーヒーは普通のコーヒーよりも値段が高いので、ちょうどよかったです。
家でのコーヒーを減らして水道水を飲む量を増やしました。
クロロゲン酸については知名度が低いので注意して欲しいです。
胃痛の原因はカフェインではなくコーヒーの酸味(クロロゲン酸)です。
ノンカフェインだろうと飲みすぎたらクロロゲン酸によって胃痛が起こります。

コーヒーの量を減らすことによって胃痛やそれ以外の体の痛みが消えました。

  • コーヒーを減らして水道水にしました



僕は休日に外出するときはペットボトルに水道水を入れて持ってゆきます。
店でミネラルウォーターだとか麦茶を買ったりはしません。
本当は買った方が楽だし便利なのですが、お金がもったいないので水道水にしてます。

そういう生活を続けていたら、体の痛みは無くなりました。
家で椅子に座ってパソコンをやってるときに胃や背中が痛いとかゲップが止まらないとか、
そういうのが減りました。
なんだかんだで水が健康に一番いいのかなと思います。

 

  • コーヒーの量を減らしたら食欲が正常化した


食欲に関してはたぶんクロロゲン酸の摂取量が減って、
胃酸の量が減って消化が遅くなったので、
空腹を感じにくくなったのかな、と思います。

コーヒーばかり飲んでた頃は胃が悪い意味で元気すぎて、食欲で溢れてました。
コーヒーで胃酸が出すぎて胃痛になり、胃酸が出すぎるから消化が良すぎて、
胃痛なのにお腹が減って食べて更に胃痛になり・・・という悪循環でした。

コーヒーを飲んでると甘いお菓子を食べたくなる現象が起こります。
水道水にしたらその現象が無くなった感じです。

 

  • カフェインと自律神経に関して

次は本題のカフェインと自律神経に関してですが、
カフェイン断ちをしたら体調が少し改善した気がします。
具体的にいえば不安による体の震えがなくなりました。
僕はお先真っ暗な将来のことを考えると体が震えていたのですが、今ではその震えがなくなりました。

もちろん未来が明るくなったわけではありません。
もしも今から正社員になって定年まで働いたとしても、
僕は厚生年金を納めた期間は普通の人の半分しかありません。
普通の人が二十歳頃から40年間働き続けても老後は苦しいのです。

なので僕が30代終盤で人生初の正社員になったとしても、
苦しい老後が待っているのは間違いないでしょう。
そもそも国民年金すら滞納期間が多すぎて貰える額がかなり少ないです。

その問題は解決してません。
でもその不安(ストレス)が体に出なくなった気がします。
去年は不安で体が熱くなったり冷や汗が出てきたり震えたりしてましたが、
今ではそれらの症状が軽くなりました。


  • うつ病とカフェイン


うつ病に関しても効果があるのかな、と思います。
以前は憂鬱な日はネットをする余裕も無くて寝ていたのですが、
今ではネットをする程度の元気はあります。

カフェインを摂取するとセロトニンが減少して鬱病が云々・・・
と、Googleの検索に出てきますが、僕はアホなのであまり理解できません。
とりあえずカフェインは鬱病に悪影響だ、ということだけ分かります。

そしてカフェイン断ちをすればその悪影響を消すことは出来ます。
うつ病の原因となる将来への不安とかお金の問題が解決するわけではありませんが、
それらの不安が体に出てくる機会が減ってきたように思います。
心は病気ですが体は元気です。

  • 季節性うつ病


冬季うつ病も去年よりもかなり軽い感じがします。
去年の冬は冬季うつ病が酷くてネットで対策方法を調べまくってたのですが、
今年の冬はそれをまだやってません。

もしかしたら12月下旬や1月上旬の冬本番になったら始まるのかもしれませんが、
とりあえず11月と12月上旬は軽度の冬季うつという感じで安定してます。
寒くて入浴や朝起きるのが面倒ですが、それは他の人も同じだと思います。
その程度で納まってます。

 

  • カフェインと不眠症


不眠症に関しては僕は睡眠薬を飲んでいるのでカフェインとの関係が分かりません。
睡眠薬はカフェインとか関係なく眠れるようになるので、測定が出来ない感じです。
コーヒーで睡眠薬を飲んでも、睡眠薬の方が強くて勝ちます。

そんな生活をしてるのでカフェインと睡眠障害の関係は分かりませんが、
ネットの情報によるとカフェイン断ちは確実に睡眠障害に効果があるそうです。
なので睡眠障害の人はカフェイン断ちしたほうがいいと思います。


以上が、カフェイン断ちを1年続けた報告です。



・この記事を書いたきっかけについて語ります。

今日は土曜日でずっと家にいて、
ノンカフェインのコーヒーを飲もうとしたら瓶が空になりかけて、
それで1年ほど前にカフェイン断ちの記事を書いたことを思い出しました。

あれから1年も経ったんだなと感じます。
今では何も苦労することなくカフェインの無い生活を送ってます。

カフェイン断ちをした最初の頃は離脱症状に苦しんでました。
離脱症上とは、日常的に刺激物を摂取してたものを急にやめたら体の調子がおかしくなる症状です。
禁酒や禁煙でも起こるそうです。

カフェインを摂取しない事によって体調がおかしくなってきて、
カフェインを飲みたくて飲みたくて仕方なかったのですが、今ではそんな気持ちは一切ありません。
子供の頃ってカフェインを摂取しなくても平気でしたが、あの頃の気分と同じになりました。
カフェイン断ちした事によってカフェイン依存症という煩悩が1つ消えました。
最初は苦しいですが、それを乗り越えたらカフェインを飲んでた頃よりも楽になりました。


今となっては自分がカフェイン断ちをしていた事すら忘れていました。
意識してカフェイン断ちをしていたのは最初の三ヶ月くらいで、それ以降は何も考えてませんでした。

カフェインの事を思い出すのは、スーパーでインスタントの瓶のコーヒーを買うときだけです。
普通のコーヒーの値段と、ノンカフェインのコーヒーの値段を見比べた時です。
「値段が高いけどノンカフェインを買わなきゃいけない」みたいなことを思うだけです。

僕にとってカフェインはその程度の存在になりました。
もしも明日から法律でカフェインが禁止になっても平気です。
カフェイン断ちで体調や精神状態が良くなったことが嬉しいですが、
それ以上にカフェイン依存症が治った事が嬉しいです。

カフェイン依存症だった頃は、
喉が渇いてないのにコーヒーを飲みたい気持ちが強くてコーヒーを飲んでました。
今となっては「喉が渇いてないときは何も飲まない」という当たり前の生活を送れてます。

カフェイン依存症だった頃は出勤前に家でコーヒーを飲んで、
職場の自販機でコーヒーを買って飲んでました。
休日の家にいるときは1時間置きにコーヒーを1杯ずつ飲んでました。
カフェイン断ちでそういう欲望が無くなりました。

喉は渇いてないけどコーヒーを飲みたい、という欲望が消えました。
その欲望が消えて少しだけ精神的に楽になりました。

 

  • カフェインによる効能


そんなカフェインにも効能があります。
やる気が出るとか、眠気が取れるとかが有名です。

でも、それらの効能は健常者に限った話だと思います。
カフェインには自分の精神の強い部分を増幅させる効能がありますが、
それと同時に弱い部分を増幅させる効能もあります。

例えば健常者で精神的な「強さ100」で「弱さ20」の人がカフェインを摂取したら、
「強さ150」になって「弱さ30」になったとします。

でも精神障害者で「強さ30」で「弱さ50」の人がカフェインを摂取したら、
「強さ40」になって「弱さ100」になったりします。

メンタルの強いスポーツ選手がカフェインを飲んだらプラスになりますが、
メンタルの弱い人がカフェインを飲んだらマイナスになります。
カフェインは長所を増幅させますが、同時に短所も増幅させます。


普通に眠れる人がカフェインを摂取したら普段より少しだけ夜更かしができます。
それで勉強やら仕事を頑張れるようになります。

でも不眠症の人がカフェインを摂取したら夜更かしどころか朝まで眠れなくなってしまいます。
それで勉強も仕事も出来なくなってしまいます。


そんな話です。

また説明が下手で話が長くなってしまいましたが、
精神障害者はカフェイン断ちをしたほうがいいし、出来ればコーヒーを飲むのを辞めた方がいいです。
一番いいのは水で、次はノンカフェインのお茶で、次はノンカフェインのコーヒーです。

精神障害者・発達障害の人はカフェインをやめたほうがいいと思います。
これからもカフェイン断ちを続けてゆきます。